2014年4月25日金曜日

「子供の頭がいい国」と「悪い国」の違いーJB

転載元:open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1398396849/

1 :◆10.9/2taLY :2014/04/25(金)12:34:09 (p)ID:nJdmL280j(2)
4月初めに出された学習到達度調査(PISA)のスウェーデンの順位は洒落にならないほど低いものだった。
経済協力開発機構(OECD)が実施した、15歳の問題解決能力テストの国際比較ランキングで、
スウェーデンの子供の成績は北欧国の間で最も低く、OECD加盟国中下から3番目という結果だ。
 昨年12月に公表された数学と理科、読解力を試すPISAテストに続き、スウェーデン生徒の得点はまたしても
OECD加盟国の平均を大きく下回ったのだ。
「スウェーデン生徒の学力低下が止まらない」問題は、移民・難民政策や失業問題と並び、この秋に実施される総選挙の主要な争点になる可能性がある。
政府は「早い段階からの成績評価」を提案するが、それは研究で成績評価は、特に若い人にとっては、
「百害あって一利なし」ともう既に出ている。
そして今スウェーデン政府が議論している「6時間労働制」はどうか
が理論通りうまくいけば――つまり、「労働時間を短縮すれば、人はより健康的になって病欠をせず、
仕事をしっかりするので生産性が上がる」ことが証明されれば、
やはり「無理やり勉強を押し付けず、成績など付けずとも、子供はしっかり勉強するので成績が上がる」
という論もまた真になり得る――と考えるのは短絡的過ぎるだろうか。
どちらも、人の生き方の自由を尊重しようとするスウェーデン人らしいやり方だなあと思う。
*PISAの意義は何なのか
 ということを考えながらも、筆者の頭の中では「そもそもPISAの意義は何なのだろう」
という疑念がずっと沈殿している。
 もちろん、実施しているOECDが言うように、「世界各国(加盟国)の教育制度の成果を計り、
また定点観測することにより、それぞれの国の教育政策の変更のインパクトを計る」という意義がある。
しかしこれが結局、子供の成績を比較し、国ごとにランキングして、
上位の国を賞賛し下位の国を蔑むようなものに陥っている側面もあるようだ。
そして「成績が悪い」と判定された国の子供は、「あーあ、やっぱり自分の国はダメなんだ」と思い込みかねないのではないか。
 「数学の成績が悪い」ことが、直接国の将来を左右し、社会の基盤を危うくするというわけではないだろう。
そして「数学の成績がよい」ことが、果たしてそれほどよいことなのか。
数式を使って、事象を理論的に説明できるから何だというのだ。
世の中の人みんなが数学や読解力に長けていれば、皆が幸せになるよい社会が実現できるのか? 
 カチンとくる向きはいらっしゃるかもしれないのだが、私自身はもともと経済学を専攻したのだが、
優秀な経済学者で、社会のあらゆる現象をすべて数字で理論的に説明し、
あたかも人間一人ひとりが合理的な最適の行動を取っているかのように考えてしまい、
実際の人間の行動がよく見えていない人たちは、確かにいたような気はする。
さらに言わせてもらえば、現代社会ではいわゆる「頭のいい人たち」が「いい大学」を卒業し、
国の上部官僚層に吸収されて税額をいくらにするとかどういう規制を導入するとか、
いろいろなことを決めていっているわけだが、それらが総じて「住みよい社会」を作っていく方向に向かっているのだろうか?
 国の上部機構の「頭のいい人たち」の頭の中には、世の中の貧困をなくし格差を是正し、成員みなが平等な社会を実現しようという理念があるのだろうか。
「どうやって自国の富と資源を確保し、競争力をつけて他国より優位になるか」とか、「どうやって自国の銀行や金融機関を保護し、
自分らの取り分を多くするか」とかいうことを第一義的に考えているような気がするのは、私だけだろうか。
 さらにこれは「子供に何を教えるべきか」、つまり「教育とは何か、どうあるべきか」という問題にもつながる。
そもそも「知識」とは何なのか。
PISAの成績で上位を占める国々は、国民にとって「いい国」「いい社会」を果たして実現しているのか?
 ・・・などなど、PISAが提起するものは深遠なもののような気がするのだが、スウェーデンではしばらく「どうやって子供の頭に効率よく数式を詰め込むか」
という矮小化された議論が続きそうだ。
※大まかな文章のため全文はソースにて
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40503

11 :名無しさん :2014/04/25(金)13:57:40 ID:FPCdWuUTl
恐らく2種類の人間がいて
・自分の成果を公平に評価し、高い価値があると思っって貰えたなら高額の報酬を得たい人
・一切の貧富の差を無くし、全く同じ生活ができるようにして欲しい人

前者にとって後者は不公平を押し付ける悪平等主義者
後者にとって前者は抜け駆けを考える不平等主義者

で、バランスを取れと言っても多分難しくて
なら富の再分配の為に税金を大量に取る事になりますがいいですよね?
という方向にしかならなそう

18 :名無しさん :2014/04/25(金)14:41:36 ID:HGXKSZJcm
アフリカや中東や中南米がなぜいつまでも低所得で腐敗政治で犯罪ばかりなのか?
教育された人がおらず、教育できる人がおらず、教育できる環境がないからだよ
「教育が全てじゃない」なんてご高説を宣ってもそれを読める人がいないのが底辺国家なんだよ
だから敢えて言う、「教育こそが全て」だ

19 :名無しさん :2014/04/25(金)14:46:14 ID:du6ggEF7v
>>18
まあ、そうだけど。
中央アフリカや中南米や中東や中東アジアに蔓延る貧困も原因だよ。
もっと、こういう国に援助して教育機関作ったりして立派になってもらうべき。

21 :名無しさん :2014/04/25(金)14:49:56 ID:VPV0lf4qK
勉強したくない人に勉強させるのが、どんなに大変か。 曰く、馬を
水飲み場に連れて行くことはできても、水をのませることはできない。

23 :名無しさん :2014/04/25(金)14:56:17 ID:R1rrjQsOe
教育勅語の出番か。

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